退職代行を使う人はどんな人?使う人の特徴や多い職業TOP5も発表
本記事では、退職代行サービスを使う人にはどのような特徴があるのか、退職代行サービスを使う人が多い職業はどのようなものが挙げられるかを紹介していきます。
退職代行サービスの利用を検討中の人で、「自分も退職代行サービスを使ってよいのかわからない」「退職代行サービスを使う人にはどんな特徴があるのか知りたい」という人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
退職代行を使う人の特徴とは?「こんな人が使う」8選
退職代行サービスという名前は聞いたことがあっても、実際使う人にはどんな特徴があるのか知りたい人や自分自身が利用しても良いのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ここではそのような疑問や悩みを解決するため、退職代行サービスを使う人の特徴や退職代行サービスを利用するに至った背景を解説していきます。
退職代行サービスの利用を考えている人はぜひチェックしてみてください。
責任感が強く真面目な人や他人に気を使いすぎる性格の人
退職代行サービスを使う人の特徴として、人よりも責任感が強く誠実なことが挙げられます。
周りへの気配りができるからこそ、「みんな大変なのに自分だけが退職するなんて非常識だから言えない」「自分が辞めたら他の人に迷惑がかかるから言えない」などと考えて即日退職を言い出せない傾向にあります。
退職代行サービスは、このような理由から自分では会社側に辞めたいと言えない人に多く利用されているもので、決して非常識やクズなどと思われるようなものではありません。
ブラック企業に勤めている人、上司がクズ上司の人
「ブラック企業にいて会社を辞めたいと言えない」「退職を伝えたらクズ上司の対応が変わりそうで言えない」というのは、退職代行サービスを使う人の特徴としてイメージしやすいのではないでしょうか。
ブラック企業は常に人材不足に陥っていることが多いため、退職することのハードル自体が高くて言えないということがよく起こります。
退職代行サービスを使う人の特徴として、このような劣悪な職場環境に置かれて自分で辞めたいと言えない人も多いです。
入社してから日が浅いため辞めたいと言えない人
入社して数日しか経っていなかったり試用期間中だったりなど、「さすがに非常識だと思われるから自分で会社を辞めたいとは言えない」というのも、退職代行サービスを使う人の特徴といえます。
入社時に聞いていた業務内容と実際の業務が異なっている、社内風土が合わないなど使う人によって退職を決断した理由はさまざまですが、退職代行サービスを使うことが非常識なのではと考える必要は全くありません。
早く気づけた分、次の職場での新たなスタートも早まりますので、嫌な職場で時間を無駄にすることなく気持ちを切り替えられるという点も、退職代行サービスを使うことで得られるメリットの1つです。
何度会社を辞めたいと伝えても引き止められる人
これも責任感の強さや誠実さに関係することではありますが、何度会社を辞めたいと伝えても引き止められる職場にいるというのも退職代行を使う人の特徴です。
性格的に何度も頼まれるとNOと言えない人はその誠実さに会社側から漬け込まれている可能性もあり、わざと辞めたいと言えないような状況に追い込まれていることも考えられます。
このような引き止めにあって自分で辞めたいと言えないというケースでは第三者を挟むことが効果的で、双方が冷静に対応できるためスムーズに会社を辞めることが可能です。
会社を辞めたいと伝えた当日に退職したい人
退職代行サービスの特徴である即日退職を叶えるために退職代行を使う人も多いです。
上司がクズすぎて退職したいと言えない状況にある、後任者との折り合いが悪いため引き継ぎをしたくないなど、会社を辞めたいと伝えたその日に退職しそれ以降出勤したくないという希望を叶えられるのは、退職代行サービスの利用のみです。
バックレる(飛ぶ)という選択肢を取ってしまうと会社とトラブルになって余計な手間が増えたり、損害賠償請求されたりといったリスクを高めてしまう可能性もありますので絶対にNGです。
すべての有給休暇を消化してから辞めたい人
有給休暇の付与に関する一定の基準を満たしている場合、正社員だけでなくアルバイト・パートなどの場合でも有給休暇が付与されます。
そして、もしも有給休暇が残っている場合にはそれらすべてを消化した上で退職したいと思うのは当然のことです。
しかし、ブラック企業に勤めている場合、「退職意思を伝えることすらハードルが高いのに有給消化したいなんて言えない」という人がほとんどで、退職代行サービスを使う人の特徴でもあります。
バックレて後悔。会社に正規の退職手続きをお願いしたい人
一度在籍していた会社をバックレていて、そのことを後悔しているため退職代行サービスを使う人もいます。
バックレてしまうと会社から絶えず連絡がきたり、退職手続きが正常に行われなかったりして、会社側はもちろんバックレた側にも不利益が生じます。
バックレたことを後悔していながらも「バックレた手前、自分で会社に連絡して正規で手続きしてほしいとは言えない」という場合に、退職代行サービスを使う人は少なくありません。
うつ病や適応障害で会社に行きたくても行けない人
すでにうつ病や適応障害などにより身体に影響が出ていて、本来であれば出社して退職手続きをしたいと考えていたものの動くことが難しいというのも、退職代行サービスを使う人の特徴として挙げられます。
そのような場合には、物理的に自力で退職手続きを進めることが難しい状況にあるため、第三者を介してやりとりを行い、郵送で退職手続きを進めることができるという退職代行サービスの特徴を活かした退職が効果的だといえます。
退職代行ってそもそも何?
退職代行サービスを使う人の特徴については上記で理解いただけたかと思いますが、そもそも退職代行サービスについて具体的なイメージが湧かないという人もいるかと思います。
下記では、退職代行サービスの基本的な知識として退職代行サービスとはどのようなものか、どんな流れで進んでいくのかをはじめとして、メリットや料金相場についても紹介していきます。
退職代行サービスの特徴と併せて知っておくことでスムーズな退職へと繋がる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
退職代行とは
退職代行サービスとは、会社を辞めたいという意思を自分では言えない状況や、伝えたとしても会社が取り合ってくれない状況にある人のためのサービスで、退職代行サービス事業者が退職希望者に代わって会社に退職の意思を伝えてくれます。
退職代行サービスを使う人は直接会社とやりとりを行う必要がなくなるため、会社を辞めることに関するハードルが一気に下がります。
▶【退職代行とは】流れとメリットを図解で解説!信頼できる退職代行とは
退職代行サービス利用の流れ
退職代行サービスを使う人が知っておくべき事前知識として、退職代行がどのような流れで進んでいくのかを正しく把握することが挙げられます。
退職代行サービスの特徴でもある即日退職をスムーズに叶えるためには、流れを理解してその事前準備を整えておく必要があります。
退職代行サービスの大まかな流れをまとめると、下記のようになります。
2.相場を確認して依頼金額を支払う
3.退職に関する要望と退職先の情報を伝える
4.退職代行を実施する
5.備品や貸与物を返却する
6.退職完了!&必要に応じてアフターフォローも
退職代行のメリット
退職代行サービスのメリットは、先ほどから特徴として挙げている「即日退職できる」という点を含めて下記の5つがあります。
2.会社と直接やりとりをしなくて良い
3.引き継ぎを行う必要がない
4.退職日までの気まずさがなくなる
5.引き止められる可能性がゼロになる
どのメリットも退職代行サービスを使う人が不安に思っている点かと思いますが、そのすべてを払拭できるというのが退職代行サービスの特徴です。
▶退職代行とは【完全版】退職代行の流れとメリット・デメリット
退職代行の料金相場とは
退職代行サービスは運営元によって3種類に分けられていて、運営元は労働組合、弁護士、民間企業のいずれかになります。
また、それぞれ金額や対応できる範囲に特徴があるため、それらを確認して退職希望者がもつ退職時の要望に対応してくれるかどうかで判断する必要があるといえるでしょう。
反対に、適切な運営元を選択できなかった場合には、退職代行サービスを使う人の方が損をしてしまう可能性があります。
運営元による料金相場の違いは下記の表のとおりです。
労働組合 | 27,000円から30,000円 |
---|---|
弁護士 | 50,000円から100,000円 |
民間企業 | 25,000円から30,000円 |
▶退職代行の料金相場は?安いからと口コミも見ずに頼むとヤバい件
初めて退職代行を使う人におすすめの退職代行2選
上記で紹介してきた退職代行サービスを使う人の特徴や退職代行の基礎知識を踏まえて、自分で即日退職したいと言えない人におすすめしたい退職代行サービスを2つ紹介していきます。
男の退職代行(運営元:労働組合)
「男の退職代行」は労働組合が運営する退職代行サービスとして、団体交渉権を行使して会社との交渉が可能であるため、安心して依頼できる退職代行サービス事業者です。
会社との交渉が可能でありながら、依頼金額は民間企業の相場金額とほぼ変わらず、アルバイト・パートの場合は19,800円(税込)、正社員は26,800円(税込)となっています。
また、支払い方法に関する選択肢の豊富さは業界でもトップレベルとなっており、対応している事業者が少ない後払いにも対応しています。
そのため、「今すぐ依頼金額を用意するのは難しい」という人であっても、即日退職を希望するタイミングでいつでも依頼することが可能です。
退職に関しては金銭的な不安も付き物かと思いますが、男の退職代行は常に退職希望者へ寄り添ったサービスとなっています。
わたしNEXT<女性の退職代行>(運営元:労働組合)
「わたしNEXT<女性の退職代行>」は実績数5万件以上の老舗退職代行サービス事業者で、女性ならではの悩みから退職したいと言えない人を支え続けている、日本初の女性に特化した退職代行サービスとしても知られています。
退職に関する悩みを抱えている女性たちを100%即日退職させてきた脅威の実績から、現在も女性退職希望者からの絶大な信頼を勝ち取っています。
依頼金額はアルバイト・パートが19,800円(税込)、正社員が29,800円(税込)となっており、労働組合が運営する退職代行サービスの料金相場と比較しても最安値に近い金額で、最高クラスのサービスを受けることができます。
また、追加金額は一切なしでアフターサポートもついているため、退職後に何かトラブルがあったら心配という人も安心です。
退職代行を使う人が多い職業トップ5!
ここまでは、退職代行サービスを使う人の特徴から退職代行サービスの基礎知識、おすすめ退職代行サービスまでを幅広く取り上げてきました。
それらを知識として取り入れた人であれば、実際に退職代行サービスを使う人が多い職業は何か、気になる人も多いのではないでしょうか。
下記では、退職代行サービスを使う人はどの職業についていることが多いのか、ランキング形式で紹介していきます。
自分の職業と同じものがランクインしていた場合、退職代行サービスに対する理解も進んでいることが大いに考えられますので、これから使う人のハードルも下がるでしょう。
【男性】職業別・退職代行サービス利用者ランキングTOP5
はじめに、男性で退職代行サービスを使う人が就いている職業のランキングTOP5を発表していきます。
2位:営業・企画 13.34%
3位:製造(工業製品) 9.51%
4位:配送・ドライバー 8.32%
5位:接客・販売(カフェ・飲食) 6.84%
1位は「建設・土木・現場作業」となっています。職業の特徴として、体力が必要な仕事である上に体育会系のイメージがあり、退職代行サービスを使う人が多いというのも頷けます。
男性が多い環境の中で上下関係もある場合には、自分では会社を辞めたいと言えないことも珍しくないでしょう。
2位は「営業・企画」となっていますが、職種の特徴としてノルマが設けられていることが多いほか、上司との関係性が悪かったり日常的にパワハラをしてくるようなクズ上司がいたりする場合には、自分で即日退職したいと言えないケースが往々にしてあります。
3位は「製造」で、分野にもよりますが特徴の1つに男性が多いという点が挙げられます。また、製造現場には昔ながらの職人気質な人も存在しているため、1つの会社で勤めあげることが美学だと考えている人も少なくないでしょう。
そのような場合、自分では即日退職したいと言えない人もいるはずです。
4位は「配送・ドライバー」です。業界の特徴としては残業時間の長さが挙げられ、現在はその解決に向けて様々な対策が講じられていますが、まだ浸透していないというのが現実です。
自分で即日退職について言えないまま日が経ってしまうと、体力仕事であることもあり体調不良に繋がってしまう可能性があります。過酷な労働環境であるからこそ、退職代行サービスを使う人が多いといえるでしょう。
5位は「接客・販売(カフェ・飲食)」となっており、人と関わる職業であるためどうしてもストレスがかかりやすいほか、従業員同士のトラブルなどで退職代行サービスを使う人もいるようです。
また、飲食店などは慢性的な人手不足に陥っていることも多いため、強い引き止めにあってしまい、自分で即日退職することを諦めて退職代行サービスを使う人もいます。
【女性】職業別・退職代行サービス利用者ランキングTOP5
続いて、女性版の退職代行サービスを使う人が多い職業ランキングを紹介していきます。
女性の場合の退職代行サービスを使う人が多い職業TOP5は下記のとおりです。
2位:接客・販売(カフェ・飲食) 8.67%
3位:介護士 6.90%
4位:保育士 5.75%
5位:接客・販売(コンビニ・スーバー等の小売店) 5.64%
1位となっている「事務」は、女性から人気の職業であると同時に退職代行サービスを使う人も多いという結果になっています。
母数が多いだけにブラック企業も多く存在している可能性もありますが、女性が多い職業であり人間関係の悩みを抱えている人も多いでしょう。
また、女性が上司になることもありえますが、クズ上司からのマタハラなど女性ならではのハラスメントに悩み自分では即日退職したいと言えない人もいます。
2位は男性の場合は5位にランクインしていた「接客・販売(カフェ・飲食) 」となっています。男性側のランキングで特徴として挙げている人間関係の悩みは女性の場合も起こりやすく、退職代行サービスを使う人が増加傾向にあります。
3位の「介護士」は、常に人材不足が叫ばれているという特徴があり、会社から何度も引き止めにあっていてもう自分では辞めたいと言えない、というケースが多いです。
また、体力的にもかなりの負担がかかるため、入れかわりの激しい職種だといえます。
4位の「保育士」は女性のなりたい職業として高い人気を誇る職業ですが、子どもたちだけではなくその両親とのコミュニケーションも必要であり、人間関係のストレスを抱えて退職代行サービスを使う人が多い傾向にあります。
また、上司からのパワハラにより自分で会社を辞めたいと言えないことはもちろん出勤も難しいというケースもあります。
5位は接客・販売(コンビニ・スーバー等の小売店)となっていて、学生や主婦がアルバイト・パートとして働いていて、即日退職したいと言えない状況に追い込まれて退職代行サービスを使うことがあります。
退職代行サービスは正社員だけでなくアルバイト・パートにも対応していますので、クズ上司からのパワハラや劣悪な労働環境に悩んでいる人が誰でも安心して利用することができます。
退職代行を使う人はどんな人?使う人の特徴や多い職業TOP5も発表、まとめ
本記事では、退職代行サービスを使う人の特徴や退職代行サービス自体の基礎知識、おすすめ退職代行サービスと退職代行サービスを使う人が多い職業について解説してきました。
退職代行サービスを使う人の特徴についてまとめると、性格的に自分で即日退職したいとは言えない人やクズ上司からのハラスメントで自分から会社を辞めたいと言えない状況にある人など、原因はさまざまですが退職に関する不安や懸念がある人だといえます。
雇用期間に定めのない労働者には自由に退職できる権利が保障されているとはいえ、自分で即日退職したいと言えないことにより諦めてしまっては、前に進むことはできません。
そのような自分で退職したいと言えない場合に活用できるのが、退職代行サービスです。
まさに今同じように自力で即日退職したいと言えないことに悩んでいる人は、本記事を参考にしながら退職代行サービスの利用を検討してみても良いでしょう。
会社を辞めることに関して不安を抱えている皆さんが、できるだけ早く即日退職に向けたスタートを切れるよう願っています。
退職代行とは。またその利用方法
退職代行とは、自分で「辞めたい」と言えない場合や、会社への要望を代弁して欲しい場合などに、会社へ行くことなく職場の人と誰とも会わないで退職手続きをすることができる退職の代行サービスです。
「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」では、辞めたいのに会社が辞めさせてくれない方や、パワハラなどのハラスメントで苦しんでいる方、退職したいと言えない方、うつ病やうつ症状などで精神的につらい方の味方になり、次の一歩へ進むための助けとなるべく退職代行サービスを提供しています。
また、退職手続きについてもしっかりサポートしますので、退職の流れや手続きがよくわからない方でも安心してお任せいただけます。
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