退職代行とは、そもそもどんなサービスで、どのような流れで進み、どんなメリット・デメリットがあるのかを知りたいという方も多いのではないでしょうか?
本記事では、退職代行とはどのようなサービスなのかの基礎知識から、退職代行の成功率、退職代行の流れ、メリット・デメリット、労働組合や弁護士などの種類や特徴、料金相場、よくある質問、退職代行を使うべきケースを徹底的に解説していきます。
退職代行サービスの流れを掴めることはもちろん、依頼前に知っておくべき内容をすべて網羅していますので、退職代行サービスについて知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
そもそも退職代行とは?
はじめに退職代行とは何か説明すると、退職代行とは、「退職希望者の代わりに退職意思と要望を会社へ伝え、退職にかかわる連絡等を代行するサービス」と定義できます。
ブラック企業やブラックバイトなどの言葉が世間的に叫ばれるようになり、自分で退職意思を伝えることが難しい、または恐怖を感じるという人たちのニーズに答えるべく生まれたもので、もともとは若い世代の利用者が中心だったものの、現在では幅広い年代が利用しています。
これ以降は、退職代行サービスが具体的にどのようなことをしてくれるのか、退職成功率はどの程度なのかについても解説していきます。
もし、動画の方がわかりやすいという人は以下の動画でも退職代行とはどのようなサービスかわかりますので、とにかくすぐに理解したいという人は動画も参照してみてください。
退職代行サービスは何をしてくれる?
前述したように、退職代行とは退職希望者が言い出しにくい場合に退職希望者の代わりとして退職意思と会社への要望を伝えてくれるサービスです。
加えて、会社ごとに異なる退職手続きの流れや必要書類についての確認、退職手続き中の進捗に関するやりとりも代行します。
退職が初めてという人であれば、どのような手続きが必要でどんな点に注意が必要なのかがわからず不安という人もいることでしょう。
そのような場合、退職代行サービスに相談すれば適切なアドバイスを受けることができます。
確実に即日退職できることはもちろん、退職において損をしないように導いてくれるのが、退職代行サービスです。
退職代行の成功率とは?
退職代行サービスの成功率は各事業者によって異なりますが、「男の退職代行」や「わたしNEXT<女性の退職代行>」では創業以来退職成功率100%です。つまり、これまでに利用した5万人以上の退職希望者全員を無事に即日退職へと導いています。
退職成功率はすべての退職代行サービス事業者が公開しているわけではありません。情報として公開されていない場合には、これまでの実績や口コミなどで「退職できなかった」「退職に失敗した」と投稿されていることもあります。
退職に失敗して絶対後悔したくないという人は、「退職成功率100%」と記載のある退職代行サービスへの依頼をおすすめします。(ただし、「退職成功率100%」と記載されていても事実と異なることもあります。特に金額の安い退職代行業者は集客のために偽りの記載をしている業者が多いため、退職代行の口コミなどで比較して検討するようにしましょう。)
退職代行とは②「流れ」
退職代行とは具体的に何をしてくれるのかを理解した後は、退職代行サービスがどのような流れで進んでいくのかを知っておくとよりスムーズな退職が可能です。
上の図では退職代行サービス全体の流れや構図を図解にしたものです。こちらで退職代行の大まかな流れや利用者・退職代行サービス事業者・会社の関係性も理解できるかと思いますが、利用者側の流れについて掘り下げて説明していきたいと思います。
実際に退職代行サービスへの依頼を行う際の流れは下記のようになっています。
1.退職代行サービスへの無料相談
まずは、退職代行サービスへ無料相談しましょう。
今置かれている状況や退職に関する懸念点、質問などをこの段階ですべて解消しておくことで退職代行サービス実施時のトラブルを未然に防ぐことができます。
またその際、追加料金が発生するかどうか、発生する場合にはどのような場合に発生するのかなどについても質問しておくと良いでしょう。
2.金額の確認および料金の支払い
退職代行サービス事業者を決めたら、まずは金額と支払い方法を確認して料金を支払います。
一般的な退職代行サービスであれば料金の支払いが確認出来てから代行を行いますが、一部の退職代行サービスでは後払いにも対応している場合があります。
経済状況に併せて支払い方法を選択できるというのは、大きなメリットになるでしょう。
3.退職代行サービスの実施
支払いが完了した段階、または支払い方法が決定したら、退職代行サービスへ自分の要望や会社などの連絡先を伝え、希望する日程で退職代行が実施されます。
この場合の退職代行とは、退職代行サービス事業者が勤務先へ、退職意思や有給消化しての退職などの要望を伝え、退職に必要な手続きを確認することを意味しています。
また、会社によっては会社のフォーマットまたは一般的なテンプレートで退職届を作成して郵送することもあります。
▶【退職届・退職願の書き方】テンプレートで完全攻略!手軽な自動作成アプリも
4.備品や貸与物の返却
会社からの指示に従い、会社から貸与されているものの返却や会社に残したままになっている私物の回収をすべて郵送で行います。
「立つ鳥跡を濁さず」とはよく言われますが、退職後にトラブルになったり余計なやりとりをする必要がないように、この段階で身の回りの物に関してはすべて対応しておきましょう。
また、退職代行サービスに依頼する前に、貸与品はロッカーやデスクにまとめておき、私物は持ち帰るまたは処分するといった対応をしておけば、双方の手間を省くことができます。
退職代行サービスを利用した後にこれらを行う場合には、郵送時の送料は退職希望者が負担することになりますので、余計な出費を抑える意味でも効果的です。
5.退職完了+アフターフォロー
上記をすべて終えれば、退職完了です。
もしこの流れの中で疑問や不明点が発生したとしても、LINEやメールで相談を受け付けている退職代行サービスであればいつでも質問することができます。
また、退職後に会社と何らかのトラブルになってしまった場合でも、アフターフォローのサポートがついている退職代行サービスに依頼しておけば冷静に対処してくれます。
勤めている会社への恐怖心が強い場合や、何をしてくるかわからないブラック企業に勤めているため出来るだけ長くサポートを受けたいという場合には、アフターフォローのサポートのある退職代行サービスを選ぶことをおすすめします。
以上が、退職代行サービスの一般的な流れとなります。
退職代行とは何かを理解するとともに今紹介した退職代行サービスの流れも掴んでおけば、万全の状態で即日退職することができるでしょう。
このあとは、退職代行サービスの利用を検討している人に知ってほしい退職代行サービスのメリット、デメリットを解説していきます。
メリット、デメリットをどちらも認識した上で依頼すれば、後でギャップを感じたり退職代行サービス選びで失敗したりということを避けることができます。ぜひチェックしてみてください。
退職代行とは③「メリット」
ここまでで、退職代行とは具体的に何をするもので、どのような流れで進むかをお伝えしてきました。
ここからは、退職代行サービスを検討中の人が知識として知っておくべきメリット、デメリットを解説していきたいと思います。
メリット1‐即日退職が可能
退職代行とは、即日退職を可能にする唯一の退職方法です。
自力で退職する場合には退職日までの出勤はもちろんのこと、引き継ぎや退職手続きのための出社も必要になりますが、退職代行サービスであればその心配はありません。
繰り返しになりますが、退職代行サービスを利用すれば退職意思を自分で伝える必要がないため、会社と直接やりとりする必要がなくなります。
その場合、退職手続きで提出や回収が必要なものは全て郵送でのやりとりとなりますので、退職日までの期間一度も出社することなく、実質的な即日退職を実現することができるのです。
これが、仕事がつらくすぐに辞めたい退職希望者から喜ばれる大きなメリットの1つです。
メリット2‐会社との直接のやりとりが必要ない
即日退職が可能になることで退職希望者が会社と直接やりとりする必要がなくなります。
常に退職代行サービスという第三者を介して連絡を取ることになりますので、会社から直接退職希望者へ連絡がくることはありません。
ブラック企業に勤めている、上司からのパワハラに悩んでいるなどの場合はもちろん、何となく苦手な上司というだけでも、直接連絡しなければならないことにつらさや恐怖を感じて退職代行サービスの利用を検討する人も多いはずです。
そういったケースでは、直接連絡を取ることなく辞めることができる退職代行サービスの利用は大きなメリットになるでしょう。
メリット3‐引き継ぎ業務がいらない
メリット1でも記載していることではありますが、即日退職できるということは退職日まで出社する必要がなくなりますので、業務の引き継ぎを行う必要がありません。
退職を考えた際、直接後任者へ引き継ぎを行うというのはかなり労力がいる作業であることに加えて、後任者との関係性が退職の原因になっている場合には、退職日までの日々でさらにストレスが蓄積されてしまうことになるでしょう。
そのような引き継ぎを行うことなく退職できるというのが、退職代行サービスのメリットの1つでもあります。
メリット4‐退職日までの気まずさがない
退職代行サービスを利用すれば、辞めたいと会社に伝えてから退職日までの期間で気まずい思いをしたり、嫌がらせをされたりすることもありません。
退職を自力で伝えることが難しい状況にある人の中には、職場の人間関係に不安を抱えているケースや退職する人への対応があからさまに変わることを知っていて、恐怖を感じているケースも少なくないでしょう。
そのような場合でも、退職代行サービスを利用して即日退職できれば、退職日までの職場の対応を気にする必要もなくなります。
メリット5‐会社から引き止められることがない
これまで会社からの強引な引き止めに遭っていて辞めることができなかった人や、人材不足で引き止められることが目に見えているため言い出せないという人にとって、退職代行サービスは大きなメリットのある辞め方だといえます。
退職代行サービスを使えば退職意思は退職代行サービス事業者から会社へ伝えることになりますので、たとえ会社が引き止めようとしても、退職代行サービス事業者に対して引き止めの言葉を伝えることしかできません。
これらが退職代行サービスを利用するメリットの一部となります。
どのメリットも退職希望者の懸念点を払拭するものであり、ストレスフリーな退職を叶えるポイントだといえるでしょう。このあとは、反対に退職代行サービスを利用する上でデメリットとも取れる内容と、その解決方法について解説していきます。
退職代行とは④「デメリット」
上記では退職代行サービスを利用するメリットを紹介してきました。
一方で、退職代行サービスを利用する中でデメリットとして受け取られる点があることも事実です。
ただし、デメリットとして挙げられるポイントについてはそれぞれ解決方法も存在しますので、デメリットと併せて確認していきましょう。
デメリット1‐費用がかかる
退職代行サービスを利用するにあたって、費用がかかるという点をデメリットに感じる人がいるかもしれません。
退職代行とはあくまでも退職希望者の代わりに退職意思や退職手続きの連絡等を行うサービスです。
退職にあたって直接会社と関わることなく即日退職できるという退職代行サービスの特徴をどの程度大きなメリットとして捉えるかによって、費用がかかる点をデメリットと感じるかどうかは変わってくるでしょう。
デメリット2‐詐欺退職代行業者に引っかかる可能性がある
デメリット1で紹介したように、依頼費用がかかる点をデメリットと感じる人もいます。
そして、出来るだけ安い金額で依頼したいという退職希望者の心理を利用した悪質な退職代行業者が存在することも事実です。
そのような悪質な詐欺退職代行業者に引っかかってしまうと、依頼金額が安い代わりに即日退職が叶わなかったり、途中で業者と連絡が取れなくなったりする可能性すらあります。
そのような悪質詐欺業者を選んで退職に失敗してしまう事態を避けるためにも、他の退職代行サービスの料金相場と比較して安すぎる退職代行業者には注意しましょう。
詳しくはこのあとの「退職代行とは⑥料金相場」で解説していきます。
デメリット3‐事業者によって対応範囲に幅がある
はじめて退職代行サービスを利用する人に特に注意してほしいのは、退職代行サービスは3種類に分かれていて、それぞれ退職に関して対応できる範囲が異なっている、という点です。
これを知らなければ、依頼後に自分が望む退職の要望を伝えた際に依頼した退職代行サービス事業者が対応範囲外で対応してもらえず、退職はできたものの後悔が残るということも考えられます。
依頼前の無料相談の時点で確認することも可能ではありますが、事前知識として知っておくだけで退職代行サービス選びの一つの基準にもなりますので、ぜひこのあとの「退職代行とは⑤運営元の種類や分類」で確認してみてください。
退職代行とは⑤「運営元の種類や分類」
ここまでは退職代行サービスの基礎知識となる情報やメリット、デメリットについて紹介してきましたが、ここからは退職代行サービス選びの一つの指標として重要な「運営元の種類や分類」について解説します。
特に、初めて退職代行サービスの利用を考えている人にとっては新たな情報になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
まず、退職代行サービスは運営元の違いにより「労働組合」「弁護士」「民間企業」に分けられています。ここからは、それぞれの対応範囲がどのように異なっているのかについて解説します。
1.労働組合運営
労働組合運営の退職代行サービスが対応できる範囲は、下記のようになっています。
退職希望者が退職時の要望として挙げるものとして多い、有給消化や未払い賃金の交渉についても対応できるのが、団体交渉権が認められている労働組合運営の退職代行サービスです。
必ず即日退職したいという人で、さらに有給休暇を全て消化しての退職や、未払い残業代の請求、退職金の請求、その他個人的な要求など、受け取れるものや活用できるものはすべて利用した上で退職したいという場合や、会社と交渉ができる退職代行サービスで最後まで安心して退職を任せたい人におすすめです。
2.弁護士運営
弁護士運営の退職代行サービスが対応できる範囲は、下記のようになっています。
これまで会社の上司からハラスメントをされていた場合などで損害賠償請求する訴訟を起こして退職したいという場合には、弁護士が運営する退職代行サービスでなければ対応ができません。
裁判などの法的な対応ができる分料金相場が高額になっている点や、成功報酬で追加料金が発生するのはデメリットではありますが、徹底的に会社と戦いたいという意向がある場合にはとても心強いでしょう。
・退職意思の申し出
・退職完了までの会社との連絡の代行
・会社への要望の要求(退職後の書類の請求など)
・有給休暇消化の交渉(追加料金が発生)
・未払い残業代の請求および交渉(追加料金が発生)
・退職金の請求(追加料金が発生)
・会社と訴訟して損害賠償請求するなど法的な対応(追加料金が発生)
3.民間企業運営
民間企業運営の退職代行業者が対応できる範囲は、下記のようになっています。
民間企業が運営する退職代行業者では、退職意思を伝える以外の交渉が一切できないため、一定期間以上勤めていて有給休暇が残っている、未払いの残業代があるという人にはおすすめできません。
会社に希望を伝えて断られた場合に交渉できないことはもちろん、万が一交渉してしまった場合には非弁行為として罰則を受ける可能性も考えられます。
・退職意思の申し出
また、運営元についてみてみると、「労働組合提携」や「弁護士監修」と記載されていることがありますが、これらは運営元ではなく、実際に退職代行サービスを実施するのは「民間企業運営」の退職代行業者のため注意が必要です。
退職に関して要求がある場合や何かしらの交渉を行いたい場合には、必ず「労働組合運営」「弁護士運営」などと記載がある退職代行サービスを選ぶようにしましょう。
退職代行とは⑥「料金相場」
退職代行サービスの運営元によって対応できる範囲が分かれていることについては上記で述べた通りですが、対応範囲が異なることで料金相場にもバラつきがあります。
何を退職代行サービス選びの基準として置くかによっても変わってきますが、料金相場を知っておいて損はないでしょう。
下記に3つの運営元それぞれの料金相場を記載しますので、依頼先として考えている退職代行サービスがある場合には、その退職代行サービスの金額が料金相場からかけ離れていないかをチェックしてみてください。
・労働組合の退職代行サービス: 27,000から30,000円
・民間企業の退職代行業者: 25,000から30,000円
・弁護士の退職代行サービス: 50,000から100,000円
▶退職代行の料金相場は?安いからと口コミも見ずに頼むとヤバい件
退職代行とは⑦「よくある質問」
ここまで、退職代行とは何かを理解する上で必要な知識について多岐にわたり解説してきました。
ここでは、さらに退職代行サービスへの理解を深める意味で、利用者から質問を受けることが多いポイントとその回答を紹介していきます。
これから退職代行サービスへ依頼しようと考えている場合には、ぜひこれらも併せてチェックしてみてください。
よくある質問1‐本当に依頼した日から会社に行く必要はないですか?
退職代行サービスへ無料相談して、その当日(申込した日)に退職代行サービスから出社したくない旨と退職意思を同時に会社へ伝えるため、依頼当日から退職日まで出社することなく即日退職することが可能です。
その後のやり取りも退職代行サービス事業者が行うため、会社へ行く必要はありません。
よくある質問2‐退職後の書類もちゃんともらえますか?
離職票など必要な書類については、事前に退職代行サービス事業者へ伝えておけば会社へ伝えてもらえるため、退職完了後に会社から郵送で送ってもらえます。
万が一不明点やトラブルがあった場合には、「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」のようなアフターフォローのサポートがある退職代行サービス事業者なら対応可能です。
よくある質問3‐会社から訴えられたりしませんか?
脅しとして「損害賠償するぞ」という会社も稀に存在しますが、会社が一人の社員のために裁判を起こす際の労力や時間を考えると、実際にそのような対応に出ることはまずありえません。
実際、これまで「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」では5万件ほどの退職代行実績がありますが、会社から訴えられたという事例は1つもありません。
▶男の退職代行「よくある質問」
こんな職場は退職代行で退職すべき!
最後に、自力で退職することが難しいと思われる職場の特徴について紹介していきます。
もし現在、下記のような職場環境にある場合には、すぐに辞めたいと思っていても言い出すこと自体大変な勇気がいることで、たとえ退職したいと伝えられたとしても即日退職はできないため退職日までの期間に不安が残ることと思います。
そのため、これから紹介するような特徴に当てはまる場合には、退職代行サービスを利用して辞めることを検討してみても良いかもしれません。
強引な引き止めに遭っている
仕事を辞めたいと伝えるたびに強引な引き止めに遭い、退職を阻止される場合には退職代行サービスの利用が効果的です。
引き止めに遭うことがトラウマになっていつまでも職場に居続けた場合、退職希望者が精神的なストレスから体調を崩してうつ病などになってしまう可能性もあります。
日常的なハラスメント行為が黙認されている
上司がハラスメント行為を日常的に行っていることに加えて、より上の立場にある役職者がそれを黙認している場合、今後職場環境が良い方向へ変わる可能性はゼロに等しいでしょう。
それどころか、ハラスメント行為が黙認されると理解している場合、徐々に上司の行動がエスカレートすることすら考えられますのですぐに退職代行サービスで辞めましょう。
有給消化している人がほとんどいない
そもそも有給消化率が低く上司が有給休暇を取ろうとしない場合、部下は余計に有給を取りにくくなることは言うまでもありません。
また、有給休暇を使うこと自体が悪のような扱いを受けると、今後の評価にも響くのではないかと不安になる人もいるはずです。
有給休暇は労働者の権利ですので、それを尊重できないような会社は退職代行サービスを利用して退職することをおすすめします。
会社を辞めたいと伝えるだけでも激昂されそう
これまで「会社を辞める」と伝えた人に対して上司が激昂しているのを見て、自分では恐怖心で言い出せない場合、自力で退職することはまず無理だといえるでしょう。
また、バックレたとしても会社側は緊急連絡先や住所を知っていますので、直接連絡を取ろうとします。
それでも連絡が取れない場合には損害賠償請求をされるリスクもありますので、そのようなリスクを避けるためにも退職代行サービスを活用してください。
辞めること自体が悪いことのように扱われる
そもそも退職することは悪いことでもなんでもなく、労働者の権利として認められています。
それをあたかも悪いことかのように扱う会社は、常に人材不足に陥っている、採用に関わる資金をまかなえないなどの背景が考えられます。
そのような場合で改善が見込めないのであれば、退職代行サービスを利用して退職を考えても良いでしょう。
退職代行とは【完全版】退職代行の流れとメリット・デメリット、まとめ
本記事では、退職代行とは何かをはじめとして、退職代行サービスの流れやメリット・デメリット、退職成功率、退職代行事業者の種類や特徴、退職代行の料金相場、退職代行利用にあたって知っておくべき基礎知識から退職代行サービスを使うべき事例(ケース)などまで網羅的に紹介してきました。
退職代行サービスについて全く知識がなかったという人も、本記事を読むことで必要な知識をつけることができたのではないでしょうか。
今回紹介した情報を活かして退職代行サービス選びを行えば、詐欺退職代行業者や違法退職代行業者に引っかかることはまずないでしょう。
口コミサイトやランキングサイトでの評判もしっかりと確認した上で退職代行サービス選びを行うことで、すべての退職希望者が円満退職できることを祈っています。
退職代行とは。またその利用方法
退職代行とは、自分で「辞めたい」と言えない場合や、会社への要望を代弁して欲しい場合などに、会社へ行くことなく職場の人と誰とも会わないで退職手続きをすることができる退職の代行サービスです。
「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」では、辞めたいのに会社が辞めさせてくれない方や、パワハラなどのハラスメントで苦しんでいる方、退職したいと言えない方、うつ病やうつ症状などで精神的につらい方の味方になり、次の一歩へ進むための助けとなるべく退職代行サービスを提供しています。
また、退職手続きについてもしっかりサポートしますので、退職の流れや手続きがよくわからない方でも安心してお任せいただけます。
「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職、有給休暇消化後の退職、全国対応、24時間いつでも無料相談(LINE、メール、電話)が可能で、退職だけでなく転職成功への近道でもある転職サポートも無料で提供しています。
いつでもお気軽にご相談ください。
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