退職代行サービスを初めて使う人であれば、「退職代行サービスに依頼したらどこまでやってくれるのか」「どの退職代行サービスに頼んでも同じ対応を受けられるのか」という点について知りたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、退職代行サービスはどこまでやってくれるのかをはじめとして、対応できる範囲の違いやどこまでやってくれるか見極めるための退職代行サービス選びの注意点、おすすめの退職代行サービス、退職代行サービスの流れを解説していきます。
退職代行サービスがどこまでやってくれるかは事業者によって異なっており、注意点を知らなければ退職に失敗したと感じたりトラブルになって後悔したりする可能性もありますので、後悔したくないという人はぜひ最後まで確認してみてください。
- 退職代行はどこまでやってくれる?労働組合・弁護士・民間業者をコスパ重視で評価してみた
- どこまでやってくれるか見極める!退職代行選びで後悔しない人だけが知ってる注意点
- 丸投げできる!トラブルも失敗も絶対に回避したい人へのおすすめ退職代行2選
- 流れを見ればどこまでやってくれるかわかる!退職代行の流れを解説
- 退職代行はどこまでやってくれる?丸投げできる退職代行をこっそり教える、まとめ
退職代行はどこまでやってくれる?労働組合・弁護士・民間業者をコスパ重視で評価してみた
そもそも退職代行サービスとは何かを先に説明しておくと、退職代行サービス全体に共通しているサービス内容は「会社を辞めたいという退職希望者の意思を伝える」というものです。
ただし、退職代行サービスがどこまでやってくれるかはどこが運営元になっている退職代行サービスかによって大きく異なります。
退職代行サービスの運営元としては労働組合、弁護士、民間の退職代行業者の3種類がありますが、適切な退職代行サービスを見極めるためには、どこまでやってくれるかを知ったうえで自分の退職に関する要望を整理する必要があります。
ここでは、労働組合、弁護士、民間の退職代行業者はそれぞれどこまでやってくれるのかを踏まえたうえで依頼料金とのバランスを考慮し、コスパの良さという観点で評価しています。
まずは労働組合、弁護士や民間の退職代行業者がどこまでやってくれるのかを把握したいという人は、退職に関する要望と照らし合わせながら確認してみてください。
労働組合の退職代行はどこまでやってくれる?【労働組合のコスパ評価:★★★★★】
労働組合は、弁護士、民間の退職代行業者と比較して最もコスパの良い退職代行サービスです。
退職に関して弁護士と同じ範囲まで対応できるにも関わらず金額は民間の退職代行業者とほぼ差がないためバランスのとれた退職代行サービスだといえます。
退職代行サービスを初めて使う人や退職意思を伝える以外にも退職に関して要望がある人、金額はできるだけ抑えたいものの失敗やトラブルで後悔はしたくない、という人こそ労働組合運営の退職代行業者がおすすめです。
労働組合がどこまでやってくれるのか、料金相場はいくらなのかについては下記の表にまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
辞める意思を会社へ伝える | 〇 |
---|---|
退職書類を請求する | 〇 |
有給休暇を消化する | 〇 |
退職金を請求する | 〇 |
未払いの残業代を請求する | 〇 |
裁判など法的な対応を行う | ✕ |
労働組合の料金相場 | 27,000円~30,000円 |
労働組合に依頼する際の注意点:労働組合「連携」や「提携」は民間の退職代行業者と同じため依頼しない
労働組合は団体交渉権を持つため、退職に関して対応できる範囲は弁護士と同じであることは上記でお伝えしたとおりですが、それを逆手にとって労働組合「連携」や「提携」と記載している退職代行サービスも存在します。
ただし、実際に退職代行を実施するのが民間の退職代行業者なのであれば民間の退職代行業者の対応範囲でしか対応できないため、有給休暇の消化を交渉することや未払い残業代を請求することなどは対応できません。
上記については実際どこまでやってくれるかという点に深く関わってくるため退職代行サービス選びの注意点としても重要であり、無料相談の時点でしっかりと確認しておかなければ依頼してから後悔することにもなりかねません。
公式サイトに労働組合「連携」や「提携」という記載が合った場合には、運営元がどこになっているかを必ず確認しておきましょう。
労働組合を選んで後悔なし!おすすめなのはこんな人
・直接会社とやり取りしたくない人
・会社に行かずに退職したい人
・これまで思っていたことを会社に伝えてから辞めたい人
・辞めたいと伝えたうえで有給消化や残業代の請求などもしたい人
・会社とのトラブルを回避したい人
・コスパよく退職代行サービスに依頼したい人
弁護士の退職代行はどこまでやってくれる?【弁護士のコスパ評価:★★★☆☆】
弁護士の退職代行サービスがどこまでやってくれるかというと、労働組合の対応範囲にプラスして会社を訴えるなどの訴訟対応も可能となります。
ただし退職代行サービスへ依頼する際の金額は労働組合や民間の退職代行業者と比較してかなり高額になってしまうため、会社との裁判を考えている人以外であれば、より安い金額で退職に関しては弁護士と同じように対応できる労働組合で十分だといえます。
安心できるという理由で裁判などの法的な対応は考えていないにも関わらず弁護士の退職代行サービスに依頼してしまうと、対応できる範囲は労働組合と同じであるため金額だけ高く感じて後悔が残ってしまう可能性もあります。
その点を考慮すると、コスパの良さという点では労働組合の方が、評価が高いといえるでしょう。
辞める意思を会社へ伝える | 〇 |
---|---|
退職書類を請求する | 〇 |
有給休暇を消化する | 〇 |
退職金を請求する | 〇 |
未払いの残業代を請求する | 〇 |
裁判など法的な対応を行う | 〇 |
弁護士の料金相場 | 50,000円~100,000円 |
弁護士に依頼する際の注意点:弁護士「監修」に注意
労働組合の注意点と同様に、弁護士「監修」という記載がある退職代行サービスも存在しており、退職代行サービス選びを行ううえでの注意点といえるでしょう。
弁護士が監修していたとしても実際に退職代行サービスを実施するのは、民間の退職代行業者であり弁護士ではないため、その場合の対応できる範囲は会社を辞めたいという意思を伝えることに限られます。
公式サイトでの記載を確認することはもちろん、無料相談の時点で弁護士が退職代行を実施してくれるのか、民間の退職代行業者が実施するのかを確認すべきだといえます。
弁護士を選んで後悔なし!おすすめなのはこんな人
・金額が高くても会社に訴訟を起こしてから辞めたい人
・ナイトワークで働いていて自分で辞められそうにない人
・会社が反社会勢力と繋がっている人
民間の退職代行業者はどこまでやってくれる?【民間退職代行業者のコスパ評価:★☆☆☆☆】
民間の退職代行業者が対応できる範囲は仕事を辞めたいという意思を伝えることに限定されていて、労働組合や弁護士と比較するとどこまでやってくれるかの範囲はかなり狭くなります。
退職代行サービスを使って辞めたいと考えている人の中には、有給休暇の消化や退職金などの交渉は一切できないものの、会社を辞めたいという意思さえ伝えてくれればそのあとは退職者自身でなんとかできる、という人であれば問題ないといえるでしょう。
一方、料金相場が最も安いとはいえ労働組合とほぼ変わらないため、有給休暇や退職金の支給対象になっているのであれば、どこまでやってくれるかを考えてコスパが良い労働組合の退職代行サービスを選ぶことをおすすめします。
辞める意思を会社へ伝える | 〇 |
---|---|
退職書類を請求する | ✕ |
有給休暇を消化する | ✕ |
退職金を請求する | ✕ |
未払いの残業代を請求する | ✕ |
裁判など法的な対応を行う | ✕ |
民間の退職代行業者の料金相場 | 25,000円~30,000円 |
民間の退職代行業者に依頼する際の注意点:詐欺や悪質な退職代行サービスに注意
民間の退職代行業者の中には明らかに金額が安すぎる退職代行サービスも存在していますが、それらは即日退職ができなかったり、そもそも金額の支払いが確認できたタイミングで連絡が取れなくなったりする詐欺をはたらく退職代行業者など、悪質な退職代行サービスの可能性が高いといえます。
悪質な退職代行サービスを利用してしまい後悔しないためにも、まずは民間の退職代行業者の料金相場をしっかりと確認しておき、金額が範囲内におさまっている退職代行サービスに依頼するようにしましょう。
民間の退職代行業者を選んで後悔なし!おすすめなのはこんな人
・最悪やりとりは自分でできるため、とにかく安い退職代行に依頼したい人
・辞めたいと伝える以外に要望が一切ない人
どこまでやってくれるか見極める!退職代行選びで後悔しない人だけが知ってる注意点
退職代行サービスに依頼するとどこまでやってくれるのかは3種類の運営元によって異なり、中でも最もコスパが良いのは労働組合であることや、それぞれの退職代行サービスに依頼する場合に後悔しないための注意点について、上記で解説してきました。
また、どこまでやってくれる退職代行サービスなのかに応じてどのような人におすすめできるかも記載していますので、自分に最適な退職代行サービスの運営元を見つけることができたのではないでしょうか。
ここでは、さらに後悔するリスクを減らすために知っておくべき知識として、退職代行サービス選びの注意点を7つ紹介していきます。
どこまでやってくれる退職代行サービスなのかに加えて注意点も理解しておけば、失敗したと感じたりトラブルに発展して後悔したりすることもなくなりますので、事前に確認することをおすすめします。
退職代行選びに後悔しないための注意点① 退職に関する要望に違法性なく対応できるか
1つ目の注意点として、3つの退職代行サービスの運営元がどこまでやってくれるのかを示した対応範囲の表をもとに、退職希望者自身が会社を辞めるにあたってどこまで希望しているのかを整理することはもちろん、その希望に違法性なく対応してくれる退職代行サービスかを見極めておく必要があります。
どこまでやってくれるのかを理解せずに依頼してしまい万が一非弁行為と判断されると、該当の退職代行サービスはそれ以上の対応ができなくなることが予想されるため、新たな退職代行サービスへ依頼するか、退職希望者が自分で会社とやりとりすることになってしまいます。
どこまでやってくれるかが分かっていれば不要な出費が発生するか、退職希望者の精神的な不安が増えてしまうことになるため、どちらにせよ後悔が残ってしまいます。
退職代行選びに後悔しないための注意点② JRAA(日本退職代行協会)の認定を受けているか
後悔しない退職代行サービス選びの注意点2つ目として、JRAA(日本退職代行協会)の認定を受けているかが挙げられます。
JRAAは、正式名称を一般社団法人日本退職代行協会といい、退職希望者が適切かつ違法性のない退職代行サービスを見つけるための指標を設ける目的で設立された第三者機関のことを指しています。
そして、JRAAから認定を受けている退職代行サービスは100以上の審査基準をクリアしている退職代行サービスであると証明されているため、安全かつ後悔のない退職を実現できる退職代行サービスかどうかの判断基準となっています。
中には、JRAAからの認定として最高クラスの特級認定を受けている退職代行サービスもあります。
退職代行選びに後悔しないための注意点③ 即日退職に対応していて成功率100%か
退職代行サービス選びを行ううえでの注意点3つ目は、即日退職に対応していて成功率100%かどうか、という点です。
退職代行サービス選びを行っていると、公式サイトなどで「即日退職」と「即日対応」という似たような言葉を見かけることがあるかと思いますが、2つは退職代行サービスがどこまでやってくれるかの違いを明確に表しており、万が一気づかずに依頼してしまうと退職に関する希望を叶えられない可能性もあります。
まず、退職代行サービスでの即日退職とは退職代行を実施した日以降、退職日までの間ずっと出勤する必要がなくなることを指しており、厳密には退職代行を実施したその日が退職日になるわけではないものの、実質的に即日退職することができます。
一方で即日対応とは、退職希望者が退職代行サービスへ依頼を行ったその日に対応を開始するという意味でしかありません。
即日対応と書いているだけでは、必ずしも即日退職できるというわけではないというのは、注意点として覚えておくべきだといえます。
▶退職代行で即日退職しろ!当日でも即日退職可能な仕組みと極意
また、即日退職の成功率100%と公式サイトに記載があるにも関わらず、口コミとして投稿されている内容を見ると失敗したと記載されているなど、矛盾が生じていないかどうかも確認すべきだといえます。
退職代行選びに後悔しないための注意点④ 失敗した場合の全額返金保証はあるか
依頼してから後悔しないための注意点として、万が一退職に失敗したときに備えて全額返金保証が含まれている退職代行サービスへ依頼しておくと良いでしょう。
「会社を辞められなかったら全額返金する」というのは退職できなかった事例がないからこそできることであり、退職成功率に自信がある退職代行サービスである可能性が高いともいえます。
スムーズかつ臨機応変に対応してもらえる可能性も高まりますので、後悔したくないという人は確認を忘れてはいけない注意点です。
退職代行選びに後悔しないための注意点⑤ 料金相場よりかなり安い金額ではないか
民間の退職代行業者に多いですが、あまりにも安い退職代行サービスは悪質な退職代行サービスの可能性が高いため、退職代行サービス選びを行ううえで避けるべきであり、忘れてはいけない注意点といえます。
どこまでやってくれるかなどの基準ではなく、単にどれだけ安いかという点でしかほかの退職代行サービスに勝てないため金額で目を引こうとしますが、その後どこまでやってくれるかは不明なため後悔が残るリスクが高まります。
退職代行選びに後悔しないための注意点⑥ 口コミ数が多く評価も高いか
注意点の6つ目として、退職代行サービスに限らずどんなサービスであっても口コミの数は実績数に比例するため、口コミの数が多いということはこれまでの実績数も多いと考えてよいといえます。
ただし、いくら口コミが多いとしても評価内容が悪いのであればサービスに満足している人が少ないことになるため、即日退職に失敗していないことやサービス内容の充実度に関しても口コミで確認すべきだといえます。
退職代行選びに後悔しないための注意点⑦ 追加料金なしで対応してもらえるか
最後の注意点として、退職代行サービスによっては細かく追加料金を設定している場合があるため、追加料金なしでどこまでやってくれるかを無料相談の段階で確認しておくことが挙げられます。
追加料金なしで退職に関する要望を叶えることができる退職代行サービスも存在しているため、比較検討は必須だといえます。
丸投げできる!トラブルも失敗も絶対に回避したい人へのおすすめ退職代行2選
ここまで読んでいただいた方であれば、どこまでやってくれるかをもとに依頼すべき運営元を見極め、該当の運営元の中で前述している7つの注意点を満たす退職代行サービスを探す段階にあるかと思います。
一方で、たくさんの退職代行サービスの中から依頼先となる後悔のない退職代行サービスを選ぶというのはかなり時間がかかる作業であることも確かです。
そこで下記では、上記で紹介した退職代行サービス選びの注意点をすべて満たしており、後悔することがないおすすめの退職代行サービスを2社紹介していきます。
退職代行サービスとしてどこまでやってくれるのかはもちろん、金額とのバランスを考えたときに最もコスパが良いといえる労働組合の退職代行サービスで、後悔のない即日退職を叶えたいという人におすすめの事業者となっていますので、自分で探し出す自信がないという人は一度目を通してみてください。
男の退職代行(労働組合運営)
コスパ最強で違法性なく対応してもらえると注目を集めている退職代行サービスが「男の退職代行」であり、その人気の高さは20代30代が選ぶ退職代行サービスランキングや顧客満足度ランキングなどで1位を獲得しているという点を見ても明らかです。
労働組合が運営しているため非弁行為になるリスクなしで退職に関するあらゆる要望を叶えることができ、「結局どこまでやってくれるのか」という退職希望者が感じている不安を解消し後悔のない即日退職を実現することができます。
24時間年中無休で対応してくれるという点でも退職希望者への配慮が分かりますが、退職した後もアフターサポートや転職サポートまで行ってくれる手厚いサポートも特徴的な退職代行サービスです。
わたしNEXT<女性の退職代行>(労働組合運営)
「わたしNEXT<女性の退職代行>」は、団体交渉権をもつ労働組合が対応してくれる女性に特化した退職代行サービスとして口コミで高評価を獲得し、現在では数々のランキングで1位を獲得している実力派の退職代行サービスです。
有給消化や残業代の請求など、退職に関することであればなんでも対応してもらえるという安心感が退職希望者の精神的な負担を軽減しているほか、退職希望者と会社双方に対する対応の丁寧さとスピード感にも定評があります。
業界トップクラスの実績数とそれに比例した数多くの口コミで高評価を獲得している退職代行サービスであるため、会社に行かずに退職したいという人はもちろん、どうせ依頼するなら後悔のない即日退職を実現したいという人には特におすすめです。
流れを見ればどこまでやってくれるかわかる!退職代行の流れを解説
最後に、退職代行サービスに依頼するとどこまでやってくれるのかを把握するためにも退職代行サービスの流れを紹介していきます。
具体的にどこまでやってくれるかをイメージできれば退職代行が実施されてから焦ることもなくなりますので、焦って失敗したりトラブルになって後悔したりしないためにも一度目を通しておくことをおすすめします。
先に退職代行サービスの流れ全体を簡単に記載すると、下記のようになっています。
退職代行サービスの流れ① 無料相談+どこまでやってくれるか確認
退職代行サービスの流れ② 依頼+費用の支払い
退職代行サービスの流れ③ 会社の情報と退職に関する希望の共有
退職代行サービスの流れ④ 退職代行サービスが退職代行を実施
退職代行サービスの流れ⑤ 貸与品返却と私物の回収
退職代行サービスの流れ⑥ 退職完了
続けて、それぞれの退職代行サービスの流れについて説明していきます。
退職代行サービスの流れ① 無料相談+どこまでやってくれるか確認
まずは、退職代行サービスの運営元がどこまでやってくれるのかを確認して、自分の要望に対応できる退職代行サービスに無料相談します。
退職に関して退職の意思を伝える以外の希望があるというケースでは、無料相談の時点で先に伝えておき、実際に対応してもらえるのかどうかをはっきりさせておくと後悔に繋がるということもありません。
退職代行サービスの流れ② 依頼+費用の支払い
退職に関する要望を叶えられることが確認でき、退職代行サービス選びの注意点と照らし合わせても問題ないことが確認できたら、依頼して退職代行サービスの金額を支払います。
このとき、支払い方法が豊富にある退職代行サービスもあるほか、全額返金保証がついていると退職希望者が損をしたり後悔したりすることがないため安心です。
退職代行サービスの流れ③ 会社の情報と退職に関する希望の共有
退職代行サービスへの依頼と支払いが完了したあとは、退職先の情報として担当者の連絡先や名前、部署名などを退職代行サービスへ共有します。
退職先の担当者の電話番号は、直通電話があると連絡が取りやすくなる可能性が高いためおすすめです。
また、後悔のない退職を確実なものにするためにも、再度この時点で退職に関する要望をすべて伝えておきましょう。
退職代行サービスの流れ④ 退職代行サービスが退職代行を実施
退職代行を実施する当日から、退職希望者は会社へ行くことなく退職することができます。
ただし、無料相談でどこまでやってくれるかの確認を忘れてしまうと、この時点から退職代行サービスとの連絡が取れなくなって後悔する可能性もあるため、事前にどこまでやってくれるかを確認するのは必須だといえます。
退職代行サービスの流れ⑤ 貸与品返却と私物の回収
退職代行を実施すると、会社から退職代行サービス経由で貸与品に関する連絡が入ることになります。
このとき会社から連絡のあった貸与品はすべて郵送で返却しましょう。
貸与品に関しては、破損しているなどの理由でトラブルに発展して後悔するような事態を避けるためにも日頃から丁寧に扱っておく必要があります。
退職代行サービスの流れ⑥ 退職完了
ここまでの流れをすべて終わらせると、退職が完了します。
退職代行はどこまでやってくれる?丸投げできる退職代行をこっそり教える、まとめ
今回、退職代行サービスがどこまでやってくれるのか、退職代行サービス選びにはどのような注意点があるのか、注意点と比較して問題のないおすすめの退職代行サービス、退職代行サービスがどのように進んでいくのかという流れについて解説してきました。
特に初めて退職代行サービスを使うという人であれば、「どこまでやってくれるのか」「丸投げして後悔することはないのか」という点について気になっている人も多いかと思いますが、退職代行サービスが対応できる範囲は運営元によって異なっているほか、選び方の注意点を知らなければ丸投げしたあとで退職に失敗して後悔するリスクもあります。
本記事で紹介した注意点と対応範囲の違いをもとに退職希望者の皆さんが自分に合った退職代行サービスを見極めて、会社に行かずに退職することはもちろん、後悔なく会社を辞められることを祈っています。
退職代行とは。またその利用方法
退職代行とは、自分で「辞めたい」と言えない場合や、会社への要望を代弁して欲しい場合などに、会社へ行くことなく職場の人と誰とも会わないで退職手続きをすることができる退職の代行サービスです。
「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」では、辞めたいのに会社が辞めさせてくれない方や、パワハラなどのハラスメントで苦しんでいる方、退職したいと言えない方、うつ病やうつ症状などで精神的につらい方の味方になり、次の一歩へ進むための助けとなるべく退職代行サービスを提供しています。
また、退職手続きについてもしっかりサポートしますので、退職の流れや手続きがよくわからない方でも安心してお任せいただけます。
「男の退職代行」「わたしNEXT<女性の退職代行>」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職、有給休暇消化後の退職、全国対応、24時間いつでも無料相談(LINE、メール、電話)が可能で、退職だけでなく転職成功への近道でもある転職サポートも無料で提供しています。
いつでもお気軽にご相談ください。
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